私はとても孤独な病にかかっていると思う。
自分の辛さや苦しさを、わかる人は誰もいない。
辛さや苦しみから救ってくれる人は誰もいない。
苦しみの果てには自分しかいないけれど、むしろ、自分しかいないから苦しいのだろうか。
苦しい自分に、自分が一番苦しんでいる。
それがうつの本質だろうか。
医者も薬も救えない。
誰にも期待しない。
いつも「誰か」を頼りにしてきたから、他人にも自分にも絶望している。
私には誰もいないのだ。
そう思えたら、内側から襲ってくる「うつ」に対して堂々としていられるようになった。